1番最初の従業員が社長と呼んだ。
みんな私を社長と呼ぶ。
慣れたといえば慣れたが、シマッタ!と思っている。
もっと違うあだ名がよかった。
あだ名といえば、小学校の頃女の子みたいで、としゆきのゆきというあだ名がついた。
そこから広がり、未だに『ゆきちゃん』というあだ名が残っている。
周りが付ける名前があだ名で、決して自分ではえらべないのだろう。
40歳のおじさんが『ゆきちゃん』で、80歳になっても変わらないのだろう。
人ごみで『ゆきちゃ~ん』とお母さんが小学生くらいの娘を呼ぶ。
それに反応して、40歳の私が振り向く!
目が合うとはずかしい。お母さんはびっくりして、きょとんとしている。
ちょっと苦笑い。
社長というあだ名はずっと社長で、倒産して、浮浪者になっても社長かもね。